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仕事を知る

放射線管理業務という仕事

放射線から人の安全を守る

放射線管理業務の仕事の中で主体となるのが、原子力発電所や原子力関連施設で、作業場所ごとに放射線を測定し、安全に作業が行える環境であることを確認する安全管理業務です。各種放射線測定機器を使用して計測しますが、もし、許容量を超えていた場合は、作業の中止を命じるなどの強い監督責任をもっています。もちろん施設だけではなく、作業者の被ばく線量などの管理も行います。

放射線測定器

放射線量の低減対策を企画立案

放射線管理業務には、日々の放射線量を計測し安全を守ることに加え、もうひとつ重要な業務があります。それは、被ばく低減対策を主旨にした、施設や設備の企画・設計・施工に関わる業務です。例えば、適所に鉛などを配して放射線を遮へいしたり、遠隔操作の提案などを行ったりすること。このような施策を施すことにより、施設への滞在時間なども含め、より安全な作業が行えることにつなげるのです。

日々の安全管理、放射線の低減対策などを行い、PDCAサイクルを意識し、安全管理を行うことも放射線管理業務にとっては大切なのです。

作業イメージ

1日の流れ

8:00 朝礼・ミーティング

本日の業務予定や作業内容についての安全確認などを行います。

8:30 管理区域内での放射線管理業務

防護装備を身に着け、作業者の方と担当管理区域に移動。各種放射線測定機器を使用し現場の作業環境測定を行います。作業中随時測定をして環境に変動がないことを確認するとともに作業グループに対してその結果をフィードバックします。また、定められた作業手順に間違いがないかを放射線管理の目線で確認します。

12:00 昼食

施設内にある食堂、仕出し弁当などを依頼しておき昼食をとることが多いです。

13:00 管理区域内での放射線管理業務

午前中と同じく防護装備を身に着け、作業者の方と現場に移動。各種放射線測定機器を使用し現場の作業環境測定を行います。作業中随時測定をして環境に変動がないことを確認するとともに作業グループに対してその結果をフィードバックします。また、定められた作業手順に間違いがないかを放射線管理の目線で確認します。作業終了後に現場に異常がない事を確認して現場作業は終了です。

16:00 放射線管理業務記録の作成

自分のデスクで、現場で測定した放射線量などを、パソコンを使用して入力します。安全に作業が行われかた総合的にチェックし、適宜報告などを行います。